先日、野島防波堤に行ってみました。
実は関東に越してきてから、初めての海釣り。
関東でのライトゲームのやりにくさは、予想以上のものでした。
漁港がない
仕事の関係で、引っ越してきた関東。それはもう、関西とは比べ物にならないほどの大都会です。
しかし、都会であるがゆえに…アウトドアコンテンツである釣りはかなりしづらい。
特に、堤防や地磯でおこなうことが多い、僕の大好きなライトゲームですが…まずそもそも場所がない。
やるにしても、房総半島の奥の奥とか、伊豆とか、沼津とかになるんでしょうか。移動費だけで結構飛びそうだ。
というか、そもそも(家賃的に)海辺に住めない。神戸にいるときは家から海が見えていたのに…今では電車乗ってエンヤコラです。
なので調べると、関東の釣り人は
- 河川でのシーバス
- 沖堤防か乗合船
- 激混み覚悟で海釣り公園
に大きく分かれているそうな。海釣り公園とか、田舎出身だから僕行ったことないよ…
最近は1のシーバスにもチャレンジしているんですが、これはなかなか難しい。関東での初シーバスを釣り上げるのはいつになるのか…
残る2の沖堤防か乗合船ですが、「船はちょっと高いな…」ということで、とりあえずは沖堤防に行ってみることにしました。
レオンさん御用達「野島防波堤」
関東の沖堤防は木更津、川崎などいろいろあるようですが、今回選んだのは横須賀の「野島防波堤」。
この防波堤を僕が初めて知ったのは、ブリーデンやインクスレーベルでおなじみ”LEON”こと加来匠さんが、当時としては画期的な「ソルトベイトフィネス」を紹介する動画でした。なんと、およそ9年前w
初めて見たときは「なんだこの今にも冠水しそうな危なげな堤防は…」でしたが、ベイトタックルでバンバンと根魚を釣っているのを見て、シンプルに「ここで釣りしてみたい」って、思ったんですよね。
また、レオンさんも「東京近郊では基本的にオカッパリが難しい」と考えていらっしゃる様子。
やはりまともな釣りをしたいなら、お金を払ってでもオアシスに行くべきなのかもしれません。
東京近郊では基本的にオカッパリが難しいですよ。僕は毎年何回か行きますが、沖堤防5割ガイドボート5割ですね。三人で乗れば一人一万円ですし、グッドサイズが数釣れるので楽しいですよ。 #Peing #質問箱 https://t.co/UBbrKXcn8V
— 加来 匠™️ (@MEBALEON) May 14, 2021
関西沖堤との商習慣の違い
京急「金沢八景」で降車。
そこからは「金沢シーサイドライン」というモノレールで「野島公園」駅へ。
ひと駅分なので、徒歩でも行けそうな感じです。
橋を渡り、右に行ったところに「村本海事」さんの事務所があり、そこで受付を済ませます。
今回は「半日」+「夕マヅメ延長」で、料金は3500円。
どうやら関西と違い、関東では沖堤防での滞在時間によって値段が変動する仕組みになっているそうです。加えて、料金も少し高め。
そう思えば神戸沖堤や和田防は何時間いても2000円でした。大学生だったのでこれでも「高い」なんて行ってましたが、今思えば激安でしたね。
インフレ率考えたら、もう少し値上げしてもいいくらいかもしれません。
受付を済ませたら、橋の方に戻ります。ここが乗り場。
船は結構大きく、ちゃんと座席もあるのでちょっとしたフェリーのような感じです。
関西のはあえて言えば漁船のような感じでしたネ。
沖堤までは20分ほどで到着。この日の天気は、紛れもなく最高でした。
寄りかかる壁もなく、ただ崩れかけた岩が一本伸びているだけ。
これまで色んな釣り場を渡ってきましたが、ここが一番ワイルドでした。
実釣開始
さっそく実釣開始。タックルはいつもの月下美人モバイルとカルディアで、ラインの先には尺ヘッドDが付いています。
手前の底質がゴロゴロしてるのとは対照的に、沖は結構砂地でサラサラしていた印象を受けました。だからといって魚がいないわけではないようです。
メバル3、カサゴ7の割合で、結構な数釣ることが出来ました。昼間なのでサイズは伸びないですが、最近腰が抜け気味な(笑)月下美人MXだとよく曲がってくれて面白いです。
というか、メバルが昼間釣れるのって結構珍しいことなんですけどね。やっぱり今年好調というニュースは本当なのかも。
ホウボウ!!
終わり際には、なんとホウボウが釣れてしまいました…
南米の蝶のようなヒレが付いた、なんとも妖艶な魚。これまでは図鑑でしかその姿を見たことがなかったですが、実際に釣れてしまった…感動しました。大人気なく。
初めて来た釣り場でしたが、十二分にそのポテンシャルを感じることが出来ました。これから何回も通いたいですね👍