ダイワのフィッシングシューズ「DS-2350-HV」を新たに購入し使ってみたので、インプレを書いておこうと思います。
釣り用の靴は必要か?
まず、「釣り専用の靴」というものを僕はこれまで所持したことがありませんでした。
釣具屋に行くと、ウェアコーナーの一角に靴が並べられているものですが、足場のいい釣り場以外あまり行かないので「そこまで必要かねえ…?」と懐疑的だったし、そこまで予算を回せられなかったのもあり(笑)、使ってきませんでした。
野島では必要ぽい
しかし、今年になって神奈川県野島防波堤に足繁く通うようになってから、事情が変わってきます。
野島防波堤は防波堤という名前ではあるものの、満潮時には足場ギリギリまで潮位が迫り、波によっては潮をかぶることもざらにある…「磯場」と認識したほうがいいような釣り場です。
一部えぐれているところは満潮時に海水が浸かるので、コケやフジツボが生えていたり。ということは、恐ろしく滑るんです。
そのため、渡船屋のホームページには「スニーカーで来ないでください」という旨のメッセージもあるくらい。それくらい、他の沖堤と比べても危険性が高めな釣り場である、ということは知っておいたほうがいいでしょう(こういう事情もあるので、大潮かつ風の強い日は自粛したほうがいいですね)。
ということで、何かしらの滑り止め加工がされたフィッシングシューズが必要になりました。
いろいろ見ましたが、最終的にはデザインが派手すぎず、性能的にも申し分なさそうなダイワのこのシューズを購入したわけです。
外見インプレ
こちらのシューズは「ハイパーVソール」という滑り止め加工がされた、
ボートや堤防等オールラウンドに活躍
するシューズとのこと。今の所、野島防波堤が環境的には一番過酷な気がするので、ここでOKだったら全般大丈夫かな、という判断です😁
メインのユースケースはボートフィッシングのような、船上を想定しているみたいですね。
「ウォータースルーシステム」という、靴に浸入した水を外に逃がす機構を装備しているようです。いいじゃないの〜
靴ひもはストラップ式なので、キュッと締めて余った紐をクロスしている部分に通して固定するだけ。ちょうちょ結びする必要はありません。便利〜
何より見た目がスニーカーライクなので、これ履いて電車乗ってもそんなに目立たない。今回の購入にあたって、スパイク付きの長靴も検討したんですが、さすがになあ…となってしまいました😅
公式ページには記載がありませんでしたが、重量は片足で約250g。
普段使いのAllBirdsは片足約220gなので、結構軽いのでは?と思います。スパイク付きだとこうは行かないでしょうね😅
サイズに関して言えば、普段使いのサイズとほぼ同じ。気持ち、若干大きいかもしれないので、ネットで買う場合は(気になる人は)普段-0.5cmのを選んだほうがいいかもしれないです。
使用感インプレ
実際に使ってみました。使用感はメリデメに分けて以下の通り。
◎メリット
・単純に軽い→ランガン効率に貢献
・ストラップ式なので脱ぎはぎが楽。
・初使用でも靴ずれなし。
・ある程度は防水してくれる(気がする)
・フジツボ程度だったら濡れていても滑らない(ソールが機能してる)
◎デメリット
・さすがに潮被ると靴下濡れる。でもこれは防水ソックスでなんとかなりそう?
・濡れたコケは滑る。だからあまりそういうエリアにそもそも行かないことかな
・1万円にしては少しチープな印象?
◎懸念点
・ウォータースルーということは…?
スパイク付きではないので、さすがにコケやバナナなど(?)明らか滑るところでは滑ります。「ハイパーVソール」に過信せず、あくまで安全な道を歩きましょう。
あと、これは現在残暑の季節なのでまだ不明ですが、ウォータースルーや通気性を売りとしているということは、冬場めっちゃ寒いのかも?メッシュ生地の軽いランシューと同じ理屈ですね。
自転車のようにシューズカバーを付けられるわけではないので、厚めの靴下を履くなど運用面で対応するのが丸いかもです。
ダメージが大きいからこそ使い分けはあり
波しぶき、エサの汁がこぼれたり、予定外のことが起きまくるのが釣りなので、それだけでも「普段使いの靴」と使い分ける目的でフィッシングシューズを買うのは有りだと思います。DS-2350は約1万円ですが、もっと安いものもダイワ製でありますし。
今秋はボートシーバスにも挑戦しようと思っていますので、ブログかTwitterにまた追記します。