ユウのよしなしごと

アウトドアで生活を豊かに。

関東でのオカッパリの難しさ

初めての外房

久しぶりに海の釣りがしたいと、友人ととも千葉外房へ。

初めてのエリアだが、夏真っ盛りということで狙いはライトタックルの好敵手・ショゴ。
深夜から向かうので、日が出るまではアジング。日が出たらショゴ、そしてカマスやメッキにソウダガツオなどの回遊魚なんかも釣れたなら、もう言うことはない
…といった淡い期待を抱いて、週末に向け勤労に励んだ。

 

そこで厄介なのが、ポイントだ。何しろ全員初めて行く場所なので、土地勘がない。

たまらず「外房 釣り場」なんて検索してみる。
すると、どの漁港を検索しても、末尾に「釣り禁止」というサジェストが入るではないか。

聞いてはいたが、やはりどの漁港も禁止、禁止でなくとも「招かれざる客」であることは確かみたいだ…

 

最新の情報をかき集め、なんとかポイントを絞り込み、実際に行ってみることにした。

 

到着は午前2時。おお、すでに人がちらほら。
美味しそうな堤防の先端は、もう先行客が陣取っている。

日の出まではまだ時間がある。
ということで、常夜灯のもとでアジングをば。
幸い、この場所は誰も目をつけていないうえに、水面にはパチャパチャと音を立てる何者かがいる。キタイ

去年くらいから始めたアジング。
ロックフィッシュを続けてきた=ボトムタッチの釣りをしていた僕にとって、中層をフワフワさせレンジを探るこの釣りは、いまだに苦手意識がある…
エステルの0.3号という極細ラインと仲良くなることを意識し始めると少しずつできるようになった。

いつものように、1.0gタングステンJHとドラゴンクローラの組み合わせでサーチ。
1本目はすぐさまきた。アジだ!

南蛮漬けにしたら美味しそうなサイズ

その後は少しパターンが変わったのか無反応が続いたが、1.0g > 0.8gにウェイトを落とし、ドラゴンクローラ > ゼイゴーとよりフィネスに寄せることで、パターンマッチ。
10匹くらい連発したところで、眠気と満足感の均衡が変わり、一時納竿とした。

 

日の出まで仮眠を取り、再開。
狙いのショゴは結局姿を表さずだったが、横の釣り人がカマスを掛けたのを見て、尺ヘッドDの3gとベイティでワインド釣法を試し、いくらか連発。
夜朝ともに、回遊魚ライトゲームのエッセンスを感じることができた、満足度の高い釣行になった。

東京湾ではなかなかお目にかかれない


関東でのオカッパリの難しさ

関東に移住して4年目になるが、本当にオカッパリが難しいエリアだなと思う。

  1. 港湾部の釣り場が極端に限られること
  2. 限られた釣り場に釣人が集中し、釣座の確保が困難であること
  3. 魚が抜かれている/スれ切っており、簡単には釣れないこと

上記3つは、その理由が1>2>3の順にシーケンスにつながっている気がする。
その大本にあるのは、やはり人口の過密であるか。
人口が多い。釣人が多い。その中には問題を起こす人も何らかの確率でいる。問題を起こす。釣り場が減る。以下脈々と…

インクスレーベルのレオンさんがどこかのライブで言っていたか、「東京湾はボートに乗りなさい」。あれは本当にそうだと思う。
場所がない、魚がいないでは、釣りにならない。
オカッパリをするにも、都内 > 外房や伊豆に行かねばならぬ。その出先では釣りができるかわからない。釣れる可能性も低い。けどガソリン代はかかる。
折角の週末、実りが少ない。 

ということで、やはり今後は海釣りをするなら遊漁船に乗ろうというわけでシメです(笑)

 

一方で、里川でのカワムツゲームなどは上記の問題のブレイクスルーとなりそうなので、引き続き研究中。
困ったときは、人がやらないことをやるのです。