皆さんは釣りに行く際、どういった交通手段を使っているしょうか?
徒歩?自転車?バイク?車?電車?
僕はまだ自分の車を持っていないので、釣りを始めた小学生のころから自転車で行ってて、最近になってバイクや電車でも行くようになりました。
そこで問題になってくるのが、「竿が長くて邪魔」問題なのです。
- 野球少年みたいなルックスが気に食わない
- コンパクトロッドは2種類に分けられる
- 最初に買ったテレスコロッドの苦い思い出
- パックロッドの底力に驚く
- テレスコロッドも進化してる
- ライトゲームでもコンパクトロッドで問題ない?
野球少年みたいなルックスが気に食わない
通常、釣り竿というのは「2ピース」2分割になっているものがほとんど。
全長2メートル程度なので、2分割すると1メートル程度になります。
自転車でこれを持ち運ぶ場合、肩ひもが付いたロッドケースを背負うわけですね。
これが、野球少年がバットケースを背負ってる姿と瓜二つ…なんか恥ずかしかったのです。
釣りをしない人からすると、バズーカのようにも見えると思います。
改めて、2分割のロッドは車を持っている人だけが使える特権なのだと再確認👍
そこで、コンパクトロッドの存在に気付きます。
コンパクトロッドは2種類に分けられる
コンパクトロッドとは、通常の竿よりも仕舞寸法が短くなっているモデル。
僕のように、自転車やバイク、電車などでの釣行が多い人向けの商品です。
コンパクトロッドには
・パックロッド
・テレスコロッド
の2種類があります。
パックロッドは4分割とか、5分割とかになってるロッド。
テレスコロッドは、如意棒みたいに伸ばして使う竿です。
パックロッドはテレスコロッドと比べ、感度がよく軽量に作られるメリットがある一方、継ぎ目が甘いと投げたときに先の部分がすっぽ抜けたり、パーツ点数が多いので持ち運びにはケースが必須だったりするデメリットがあります。
テレスコロッドは伸ばして使うのでパックロッドのようにバラバラになる心配はなく、持ち運びにケースもいらないので身軽に動きたい人に特化しています。その反面、少し感度が鈍かったり、自重が重くなってしまうデメリットも。
最初に買ったテレスコロッドの苦い思い出
僕が最初に買ったコンパクトロッドは、中学生のころに買ってもらったダイワの「クロスビート603TLFS」。テレスコロッドです。
写真はなくて…すみません。
汎用性の高い振り出しタイプのバーサタイルモデル。管理釣り場のトラウトから湖沼でのバス釣り、ボートからの小物釣りと用途はいろいろ。
これのパワー表記が「L」(ライトアクション)で、「トラウトにも使える」と書いてるから「メバルやアジにも使えるだろう」と踏んでいたのですが…
めちゃくちゃ硬かった。ただのバスロッドでした。
しかもバット部分が多く残されているため、テレスコロッドとはいえ仕舞寸法が結構長かったんですよね(この番手の場合、72センチ。2ピースとそこまで変わらんという…)
なので、それまで使っていた2ピースのアジングロッドが現役を降りることはなく、このテレスコロッドが日の目を見ることはあまりありませんでした。
しかも、ある日自転車で釣行したときにたまたまこれを使ったのに、何かのはずみで穂先がホイールに巻き込み折れてしまうという悲しい結末で役目を終えました。。。
こういった経験が影響して、なんとなくテレスコロッドを敬遠している節はありました。
パックロッドの底力に驚く
次に購入したのが、アブガルシアの「マスビートエクストリーム604L」。
トラウト用のパックロッドで、4分割するタイプ。
全長は6フィート(約180センチ)なので、仕舞寸法は約50センチというかなりのモバイル性能を誇ります。
さらに驚くのは高いコスパ。FUJI製のガイドやリールシート(当時流行っていた“スケルトンリールシート”!)を装備し、イイ感じのハードケースも付いてAmazonで7000円程度でした。格安帯のルアーロッド市場はアブガルシア一強です✌
竿のアクションはレギュラーテーパーのライトアクションのため、細い見た目のどこに隠されているのかと驚くほどかなりの粘り強さを持っています。
ルアーウェイトは5グラムまでと書かれていますが、8グラムほどのメタルジグも投げれるし、30センチほどのツバスとも楽しくファイトできます。
7000円という価格も、ヘビーユースするのに気を遣わなくていい感じ。
ちょい投げ、サビキ、ルアーと、いろいろな釣りでとてもいい仕事をしてくれています。
テレスコロッドも進化してる
今夏、「今までやってこなかった釣りをやりたい」と購入したのがダイワ「クロスビートSW836TML」。
ちょうどYouTubeで「テレスコロッドクラフト」というチャンネルの動画を視聴し、テレスコロッドの可能性に期待を膨らませていたころでした。
バット部分に1本ガイドを付けないブランクスを入れたことで、前作クロスビートより仕舞寸法を大幅に短縮。全長は70センチも長くなりましたが、仕舞寸法は20センチも短くなりました…
オリジナルのリールシートも握りやすくいい感じ。難点を言うとすれば、ガイド設計がPEライン専用ではないことでしょうか。
これをすると値段が数倍に跳ね上がるのでメーカーとしても難しい問題でしょうけど…
今のところ、今夏は少ない気もしますが('ω')ツバスやサバ狙いのショアジギングで使用しており、秋にはこれでエギングやタチウオワインドにも挑戦してみようと思います。
おはようブリ pic.twitter.com/X3CKln2RpU
— ユウ (@hoj8w) June 22, 2020
ライトゲームでもコンパクトロッドで問題ない?
さて、ここまでコンパクトロッドをべた褒めしてきましたが…実はメインで楽しんでいるライトソルトゲームだけは、2ピースのアジングロッドを愛用してきました。
マスビートでもできないことはないのですが…やはり感度はピンとした2ピースのアジングロッドには敵わないため、不便を承知で、毎回バズーカを背負って釣りに行ってました(笑)
しかし、先日の釣行でそのアジングロッドが折れる事件が発生(´;ω;`)
8年くらい愛用していました。
ちなみに竿の名前は広島を中心に展開する釣り具小売店「かめや」のオリジナルロッド「アジニストDEEP6.10」。
現在はセカンドネームが「LEGEND」になっていますが、僕が使っていたのは初期モデルの「DEEP」。
見た目がブリーデンの68Strangeに似ていて、値段の割に感度が良く、リフトパワーもあって気に入っていました。
折れた直後、このレジェンドという後継機を買いなおそう…と考えましたが、このアジングロッドを除いて持っている竿はすべてコンパクトロッドであることに気付き、
この際、ライトソルトゲーム用のロッドもコンパクトロッドにしてみるか!?
と思い付き、実際に買ってみました。
次回は、実際に何を買ったのか、使用感はどうなのかについて書いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!