ひとつ、思うことがあるのです。
都会って釣り場少なすぎませんか?
神戸はマジで釣り場がない
田舎は良かった。
以前住んでいた広島は今思うと釣り場だらけ。海なら堤防や漁港に砂浜、淡水なら川、河口に野池など、至るところに釣り場があり、特に「釣り禁止」という看板はありませんでした。
しかも市内にあるフェリーターミナルから30分程度で離島に渡ることもでき、人の少ない快適なフィールドで竿を出せたものです。
かたや、いま住んでいる神戸はと言いますと…
ほとんどの海岸は釣り禁止になっております。
昨年まで事実上OKだったポートアイランドもダメになり、神戸空港もそろそろ禁止になるとかならないとか…
それ以外だと、東なら芦屋浜、西なら須磨海岸や明石など、少し足を延ばす必要のある距離にしかなく、手軽さが少し減ってしまう…
もちろん、ゴミ問題やマナーがひどいので仕方ないと思います。
しかも、少ない釣り場に多くの釣り人が密集するんで、週末の堤防なんかはもうカオス。
このまえ朝4時に神戸空港にライトショアジギングに行った際、釣り場が埋め尽くされていて驚きました。
朝4時ですよ? 30分待って、先客が帰ったところに入れさせてもらえましたが…
関西は釣り文化が結構根強いのでしょうか。広島にいたときよりも家族連れの釣り人が多いような気がします。(人口が多いので、当然か?)
そんな環境だと誰でもカリカリするものです。
しかも広島と違って神戸は手軽に行ける離島がないのです。どうしたものか…と考えた矢先に思いついたのが「沖堤防」という選択肢でした。
「松村渡船」という選択肢
摩耶から「松村渡船」という渡船が出ています。
神戸に島はないが、沖堤防はあるのです。
このように、神戸には2つ人工島があり、それらを海波から守る堤防がいくつか存在。
ここに料金を払うと、船で渡してもらえます。
料金はなんと2000~2500円。
見送りとお迎え込みですから、安くないですか?
今回は六甲アイランド沖の第7堤防に渡してもらいました。
出船は3時
出船は早朝3時。公共交通機関は使えないので、バイクで港に向かいました。
30分前より受付が開始するため、その時間を目安に到着するといいでしょう。
到着したら出船書に個人情報を書き込み、列に並んで出船に備えます。
船に乗り込む際、船長に行先とお金(現金)を渡して乗り込みます。ここでおすすめのポイントを尋ねてもいいですが、あんまり長く話すと後ろがつっかえるので…
今回は2つのタックルとクーラーボックスという装備。
クーラーボックスはデッキに、竿は客席に持ち込んで手元に置く感じです。
20分程度で到着。堤防に外灯はないため足元が暗く、危険ですが…六甲アイランドの港の明るみが眩しいほどでした。
空が明るみだした頃から爆釣モードに
今回用意したタックルは
・アジングタックル
・ショアジギングタックル
の2つ。
アジングといってもアジ目的ではなく、もっぱらカサゴやアコウを狙います。
あとは早朝もしかしたらナブラが起きるかもしれないので…ということで、一応持っていきました。
船に乗り込んだほかの釣り客はほとんどタコ狙い。ゴツいベイトタックルが目立ちます。
外湾を向いて釣りをするには高い堤防を登る必要があります。各所にロープが存在。
武庫川一文字のように、脚立があるわけではないようです。
この日は朝6時ごろ満潮の大潮ということで、結構いい時間に釣りができてると思ったのですが…
開始1時間、まったくアタリがありません。おかpeople?
「期待外れやん」なんて愚痴を言いつつも探り続けたところ、やっとヒット。
15センチほどのガシラでした。
そこから怒涛のヒットが続きます!
結局リリースサイズ合わせて20匹程度釣れました。
かなり満足したので、7時半の早朝便で引き上げ、9時には帰宅できました。
疲れて夕方まで寝てしまいましたが…(笑)
釣り方は「ライトワインド」
ボトムはかなり荒く、ズルズル引とすぐに根掛かりしちゃいます。
なのでリフト&フォールで探っていったのですが、少し沖に投げてカーブフォールしている間に「ゴン!」と元気なアタリが頻発するケースが多かった印象です。
ジグヘッドの重さは2.5・3.5・5・7グラムと試しましたが、5グラムがちょうどいいみたい。ラインはPEラインの04号、ショックリーダーにフロロカーボンの6ポンドを巻いています。
ワームは月下美人のダートビーム、それにダート系のジグヘッドを付けていまして、いわゆる「ライトワインド」という釣り方です。
おそらく神戸でガシラを手軽に釣るにはこれがいちばん。
最大27センチ?の良型も!
左のボウルに入ってるサイズでも普通なら満足するのですが…
神戸沖提、おそるべしです。
味噌汁、アクアパッツァ、煮付けとなって舌を楽しませてくれました。
秋にはタチウオも
秋にはタチウオも釣れるようになるとか。いままでワインドが出来るタックルを持っていなかったのですが、今年はあるのでぜひ挑戦してみたい。
これからも通いたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!