ユウのよしなしごと

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【テレスコロッド】電車釣行の実戦的・理想的なスタイルを本音で語ろう

釣りに行くとき。
みなさんが使う交通手段は、何でしょうか?

 

徒歩・自転車・車・電車・バス…いろいろあると思います。

ですが最近の釣り業界はこと、公共交通機関を用いた釣りに焦点を当て、コンパクトロッドの開発に躍起である気がします。

 

今回はより一般的な「電車釣行」の理想的なスタイル(個人的)(重要)について、じっくり考察していきたいと思います。

基本的には「すべての荷物を持ち歩く」スタイル

僕も遠方の釣り場に行く際、車を持っていないので電車を使うことがよくあるのですが、基本ルアー釣りなので、「すべての荷物を持ち歩く」ランガンスタイルであることが多いです。

釣りで必要な荷物とは。

◎釣具

・ロッド1本
・リール1個
・ライフジャケット
・仕掛け、ルアーなど釣具
・(大物狙いであれば)タモ網

◎日用品

・携帯電話
・財布
・鍵類

◎あればいいもの

・GoProなどカメラ
・軽食、水筒
・etc…

 

だいたいこんな感じかと思います。

 

降車駅にロッカーがあれば、釣りしている間に必要ないものを置くこともできますが、田舎だとない場合もあるし、移動時の負担を考えても、荷物をなるべくコンパクトにして損することはありません。

 

もちろん、電車釣行の場合はオール・リリース前提で。身に付けたバッグと1本のタックルだけにすれば、自由自在に釣り歩くことが出来るのです。この開放感がたまらない。

 

2ピースか、コンパクトか

さてここまで来たら、次に「ロッドの種類をどうするか」問題になると思います。

多くのロッドは真ん中折りの2ピースロッドだと思いますが、それよりももっとコンパクトに仕舞える「コンパクトロッド」という選択肢も。

コンパクトロッドの場合、仕舞寸がだいたい40~70cm。2ピースであれば全長の約半分なので 、ざっと90~120cmほどでしょうか(6~8ftのロッドを想定)。

コンパクトロッドであれば、その短さからバッグのなかにすっぽりと収めたり、専用ケースにいれてリュックにくくりつけたり、手提げかばんに挿して運んだりすることができます。
専用ケースに収められるということは、外部からの衝撃から守られるということ。より安全に運ぶことができます。
あとは見てくれ的に、「釣りするぞ!」感を薄めることが可能かも。まあ、他人はそこまで自分に関心を持っていないということもありますけど。

 

対して2ピースロッドは、その長さ的にもリュックに仕舞うことはできないので、

・購入時に付いてくる竿袋に入れて運ぶ
・2本を束ね、どちらかの手で握って運ぶ

必要があります。

後者のほうが、竿袋を仕舞うスペースが不要になったり、リールもそのまま付けられたりして、よりカバンのスペースが空く
しかし、例えば満員電車だったりすると、タックルが人やモノに当たって危ないかもしれません。

束ねるにはこういう「ロッドベルト」が便利です。

コンパクトロッドにするならば

さて、コンパクトロッドには数本のピースを継ぐ「パックロッド(マルチピースロッド)」、伸ばして竿のカタチにする「テレスコロッド」の2種類があります。

現在、僕はパックロッドである「月下美人MXモバイル」をメインで使用していますので、僕なりの電車釣行のスタイルをご紹介。

www.yoshinashigoto.com

持ち物は

・手提げかばん
ライトゲームポーチ(ダイワ)

にすべて突っ込み、片手が空くようにしています。電車に乗るときは改札を通りますが、ICカードや切符を入れますよね。両手が荷物で手一杯だとなかなかツライものがあります。

www.yoshinashigoto.com

 

手提げかばんには

・ロッド1本(竿袋有り)
・リール1個
・ライフジャケット
・GoProなどカメラ・充電器
・軽食、水筒
・(日暮れ用)ライト

を入れ、ライトゲームポーチ(ダイワ)には

・仕掛け、ルアーなど釣具
・携帯電話
・財布
・鍵類

を入れています。

釣り場に着いたらタックルを組み立て、ライフジャケットやGoProなどは体に装着し、軽食や水筒、竿袋などはすべてライトゲームポーチに。
この時点で手提げかばんの中身はカラになるので、これもライトゲームポーチに収めたいところ。
いろいろ検証しましたが、この手提げかばんには「100均の、なるべく薄作りのエコバッグ」が最適であると確信しています。

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同じものが売ってあるかは分かりませんが、上記の荷物量ならこのサイズにすべて入って余りあります。

 

僕がライトゲームポーチを溺愛する理由

ライトゲームポーチは積載量に余裕がないタイプの釣り用カバンですが、個人的にはライトゲーム・ソルトゲームをするうえでは必要十分、なのではないかと。

釣り用カバンといえば、中の荷物をサッと取り出せるうえ、積載量も結構ある「ショルダーバッグ」が主流です。
が、これだとどちらかの肩がめちゃくちゃ痛くなって、釣りに集中できないことないですかね?だから少し粘りたいポイントに来たら、カバンを地面に下ろしたくなる。

ライトゲームポーチは完全に腰で支えるタイプなので、肩や背中の負担はゼロ。
さらに、これだけだと「普通のウエストバッグでええやん」となりますが、釣りするときは腰巻きのライフジャケットを着けていますよね?
ウエストバッグとバッグのストラップが2重になってしまうのです。

その点、ライトゲームポーチは腰巻きベルトにポーチ部が通っているかたちとなっているので、ライフジャケットを巻いている層の1つ下にベルトを巻くことができ、見た目がよりスマートになります。

文章で書くと僕の実力不足で伝わりづらいですが、僕の言いたいことは「saksTV」さんの動画でほぼすべて語られていますのでぜひご覧あれ。

まあ、もう少し容量に余裕があれば…とは正直思いますが、そうするとまた別の問題が出てきそうなので、現状ベストなランガンバッグがこれなのです。

2ピースロッドにするならば

さて、2ピースロッドで電車釣行する場合、よりよりコンパクトにする必要があるかなと。

個人的にリュックサックがキライなのもあって、

・リュックサック(にすべての荷物を入れる)&ロッドを手で運ぶ

はあまりしたくない(宿泊する予定なら別)。

なので、もうそのまま釣りができるような格好で電車に乗る、というのが一番な気がします。

・ライフジャケット・ポーチはもう腰に巻く

・ロッドにリールを着けて、片手で握って運ぶ

・GoProはもう着けておく(乗車する際にはレンズが露出しないように注意!あらぬ疑いを掛けられたら面倒です)

などなど…

ただそれでも、

・ロッドで片手が埋まる

・ロッドやリールが露出しているので、傷が不安

などの理由から、やはり少し難ありな気がする。

なんだかんだ車が便利

いろいろ書いてみましたが、やっぱり、なんだかんだ車があったほうが持ち運びという面では便利すぎます。

僕もこれからは車を買うことはないまでも、レンタカーを使った釣りを覚えていこうかなと。

とはいえ、車はあったらあったで、駐車場の有無に釣り場を縛られる。漁港によっては、駐車禁止にすることによって釣り人を締め出そうとしているところもある。

電車か、車か。どちらを取るか、難しいところです…