先日、兵庫県姫路市にある家島諸島へ釣りに行ってきました。
南兵庫では珍しい離島エリアです。
気軽に行ける離島が少ない兵庫県
前にも書いたかもしれませんが、兵庫県(神戸市)は気軽に行ける離島が近くに少ない。
広島は中心地である広島市からでも、似島・金輪島・江田島・とびしま諸島など…日帰りで行けるような離島がたくさんありました。
特に、広島市にある「宇品港」から30分・片道400円程度の似島にはよく釣りにいったもの。広島駅から出ている路面電車で港に行ける気軽さ。
釣り人の少なさ、離島ならではの潮通しの良さから、好釣場となっていました。
しかし神戸に移住してからというもの、近くにある離島といえば淡路島くらいしかありません。釣りができそうな漁港も、ほとんどありません。
だからこそ、沖堤防での釣りがさかんという面もあるかと思いますが…
ある日「釣りができる、のどかな離島はないか…」と探したところ、神戸から少し遠くにはなりますが、姫路市に家島諸島という離島群があるのを発見しました。
家島汽船で
JRで揺られること1時間、姫路駅に到着。
姫路駅からは姫路港行きのバス(280円)に乗り、フェリー乗り場へと向かいます。
券売機でフェリーの乗車券を購入。家島(真浦港)までは大人1000円・学生500円でした。
30分ほどで島に到着。今回は日帰りということで、漁港の多い島の北側をランガンすることに。
港の連絡所でレンタサイクル(600円)を借り、出発します。
家島神社にて瀬戸内海を望む
釣りをする前に、東側にある「家島神社」を訪問しました。
大きな鳥居をくぐれば、急かつ長い石段を登ります。
水平線には必ず何かしらの島があって、小さな漁船が一生懸命に水面を走る。穏やかな水面は太陽の光に照らされて、いささかまばゆい。
こんな瀬戸内海の何気ない情景を見られるのも、あと少しです。
期待を裏切らない釣果
いい感じの漁港に到着。これこそ求めていた光景でした。
この時点で11時。完全なデイゲームなので釣果はあまり期待できませんが、いつもの釣りをやっていきます。
始めのお客さんはミニガシラ。
「釣り荒れているのか?」と落ち込むも…ゴン。
コマシなサイズのガシラ。
さらに。
シラスビームで重量級のガシラがズドン。この日はこの薄ピンクに反応が良かった印象。
なお、こやつは漁港の奥の、流れがないような砂地で釣れました。おそらく何かしらの障害物に身を寄せていたのかと思いますが、定番の「流れの効いた、岩がゴロゴロした場所」以外にも撃ってみることが好釣果に繋がるかもしれません。
さらに、
掴みがいのあるタケノコメバルがログイン。ガシラより頭部がシャープでクールな印象。
引きもガシラより強めなので、アジングタックルではなかなかギリギリです。
その後もエンエンと釣れ続く、ライトゲームの好敵手たち。
この日は僕以外の釣り人が1組しかおらず、それもフカセ釣り。僕のような釣りをする人はほぼ皆無なのかも。
なお、この日は電車釣行なので、キープは無し。オール・リリース。
のどかな田舎で釣りができる、兵庫県では貴重な、貴重な釣り場が家島にはありました。
この島で永く釣りができることを祈っています。
あとがき
友人に教えてもらった、姫路市のベトナム料理店「金魚蘭」。
フォーがとても滋味に富み、美味しかった。ラーメンよりフォーがマイブームです。