ユウのよしなしごと

アウトドアで生活を豊かに。

SCOTTに出会うまでとそのあとの話 その③

さて、新車を自分で納車してウキウキしてた自分。

 

シェイクダウンにロングライドも済ませ、次はヒルクライムかと六甲山へ目指すのでした。

 

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この時12月初旬、気温も低く、グローブとシューズカバーを末端対策で装着し、下はロングタイツ、上はロングスリーブジャージとウィンドブレーカーで。

 

ヒルクライムはめちゃくちゃ発熱するのでウェアコーデが難しいですよね。

 

家を出るときにちょっと寒いくらいを目安にしています。

 

カーボンならではの軽い走行感を感じることができ、また天気も良く非常に満足なヒルクライムでした。

 

その後日、学校が終わったあとにちょっと走りたくなったのですが、夕方からでもう暗かったので、六甲ケーブル駅を目標にヒルクライムを始めます。

 

しかし、六甲ケーブル駅前は手前が少し高くなっています。

 

駅に着き、さあ帰ろうというときにアクシデント。。

 

帰りは下りですが、駅前のその高くなってるところを上る必要があるためギアを最大ロー側に倒したときでしょうか。

 

「バキバキッ!!」

 

とどう考えても‘ヤバい‘音がドライブトレインから起きるのです。

 

RDのプーリーゲージがスポークと絡み、ディレーラーハンガーが強烈に曲がってしまったのです。

 

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 おそらく原因は変速調整にミスがあったこと。

 

ロー側の調整をミスしていたのかなと。

 

フレーム側のクラックなどは心配しましたがそれはなかったので、不幸中の幸いと言えましょうか。

 

しかし、割と頑張って組んだ新車が2.3週間ほどで乗れない状態になってしまったので、結構凹みました。。

 

この時考えたのはこの自転車をどう修理するかです。

 

壊れた部分はRDだけなので、カンパのRDを買って組み付ければ元の状態に戻すこともできます。

 

しかし、カンパニョーロのパーツは基本的に高いです。RDなら最低グレードのヴェローチェでも新品なら1万前後するでしょう。

 

また、このように意外と自転車って突然壊れるんだなって今回の件で感じたので、維持費のかかるカンパにこだわるくらいなら、パーツの供給も安定していてなおかつ安価なシマノに変えてみるのもどうかなと考えるのでした。

 

カンパを2年ほど使っていたので悩みましたが、これを機にドライブトレイン環境をシマノ11速環境に変更することにしました。

 

さて、必要なものは何でしょうか。

5800のイチマルゴで変速系統を揃えるとして

 

デュアルコントロールレバー

・リアディレーラー

シマノ製サイドプルブレーキ

・11sチェーン

・11sスプロケット

シマノ11sフリーボディorシマノ11s対応リアホイール

・替えディレーラーハンガー

 

このあたりでしょうか。

 

FDはシマノ11sのもの、クランクは10速ですがシマノ製のものを使っていたので、とりあえずこのままで使うことにします。

 

コンポの会社も変速数も変えるため、フリーボディも変える必要があります。

 

カンパのVentoをフリーボディ変えてそのまま使うのも考えましたが、互換フリーボディもそれなりに高いので、今回は安いシマノ製で11s対応に対応しているリアホイールを購入することにしたのです。

 

 

フロントホイールは関係ないのでVentoのまま。 

そう、プロローグで載せた写真で前後のホイールが異なるのはこのためであります。

 

しかし上記のパーツは1個たりとも欠けていれば走れる状態にすることはできません。

 

とはいえ、すべて揃えようとすると割とかかってしまいます。当時の私にポンっとこれらを買う余裕はなかったのです。

 

「寒いし、自転車もしばらく凍結させとくか!」

 

と自分に言い聞かせ、ちょこちょこと働いてパーツ代を稼ぐ日々が少し続きました。

 

幸い、もう一台クロスバイクを所有していたので、しばらくはそいつがメイン機となりました(昇格)

 

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これは1月に姫路の家島に行った時の写真です。

 

この子のことも今後いつか記事にできたらなと思います。

 

さて、次はいよいよ乗り手のせいで早々にリタイアした悲劇のヒロインSCOTTさんがカンパからシマノに「衣替え」していく様子を書きたいと思います。

 

つづく