さて、組み立て編に入ります。
ねじ切りBB,ノーマルキャリパーブレーキそして外装ケーブルと非常にオーソドックスなフレームだったのがありがたい。
基本的な工具だけで事足りるのでとても助かりました。
ただカーボンフレームだということで、力を入れる場面では少し気を遣いました。
どん! とりあえず駆動部まで組み上げたこちら。
前回のフレームのシートポストの径が27.2であり、今回のフレームは31.6だったためシートポストとサドルがまだ付けられていない状態ですね。
しかしシートポストは今までのを使いたい!という拘りがあったので、27.2→31.6用のシムを買うことでこの問題は解決されました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07286SFPC/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
そのシートポストについてはまたいずれ紹介したいと思います。
そして出来上がったのがこちら。
当時はカンパニョーロの10速環境でした。
そのためブレーキはPotenzaのスケルトンブレーキ(カンパにしてはとても安かった)。
RDはMirage(廃盤品)。
ホイールもカンパニョーロでVento Asymmetric 。もちろんカンパフリーです。
クランクとフロントディレーラーはシマノですが、意外と動くもんです。
ハンドル周りも一見少し変。 右シフターが09ケンタウルのウルトラシフトタイプ(多段変速系)、左シフターがヴェローチェのパワーシフトタイプです。
FDがシマノ5800を使っており、そのためなぜかケンタウルとの整合性が悪く、仕方なくパワーシフトのものを(レバーと変速機のメーカーはもちろん合わせるのが吉です。が、パワーシフトと90系のロングアーチタイプのFDはとても相性がいいと思います)。
カンパはグレードが違ってもレバー形状がそれほど変化しないので見た目以外は問題なく使うことができました。
また、このときだけ右後ろ、左前ブレーキになるようにワイヤリングしてあげました。
こうすることで正面のSCOTTのロゴがワイヤーに隠れません。完全に見た目だけの理由でやったことなので、これ以降は普通に右前左後ろブレーキに変えてます(やはり慣れているシステムが一番)。
また、アウターワイヤーで白のものがちょうど家にあったので、シフトの方だけ白に変えています。
フレーム側にケーブルアジャスターがないため、ケーブルの途中でアジャスターをつける必要があり、ワイヤーを切る量に苦悩しました。
初めてのマイカーボンバイクは乗り心地がとても良く、かつ軽く、乗っていてとても満足できるものでした。
この自転車での初めてのロングライドは猪名川町のカフェマンナでした。ここはとてもサイクリストフレンドリーなカフェレストランなので、今後も登場してくると思います。
さて、新車を組んで意気揚々としていた当時の私ですが、悲劇は意外にも早く訪れるものでした。
つづく。