毎年9~10月、新型iPhoneとともに発表を期待されるのがアクションカム「GoPro」。
今年はGoPro9が発表されたということで、悩みに悩みましたが購入してみました!
「GoPro8」か、最新版「GoPro9」か
FPSゲームのような、一人称視点からの映像を撮影できるアクションカムの帝王、GoPro。
その中でも主軸となる「HERO」シリーズは
・最新モデル(今年は9)
・前モデル(8)
・前々モデル(7)
が現行品として販売されており、前モデルになるほど値段が下がります。
なので、「GoProを買うなら今年に」と思っていた僕は、夏ごろに
・GoPro9の発売を待って、GoPro9を買うか
・GoPro9の発売を待って、安くなったGoPro8を買うか
かなり悩みました…(本当は北海道一周旅行の前に買って、Vlogでも撮ってみようかと思ってましたが断念)
事実、マスゲンさんやKさんの動画ではGoPro8が使われており、十分キレイやないですか。
「8から9で、何が変わるのん?」というのは気になるところでした。
そしてGoPro9が9月に発売されるも、「もう少し考えたい」と決断を先延ばしにしていましたが…
10月ごろ、8と9の比較動画を見たときにピンとくる新機能がありました。
それが「HindSight」
これは「録画ボタンを押すと、それの15または30秒前からの時点で撮影が始まる」という機能。
これはつまりどういうことかというと、具体的には
GoPro9の電源を付けておく
↓
魚が掛かる
↓
録画ボタンを押す
↓
魚のアタリをとって、フッキングするところも撮れる!
ということ。
この機能はGoPro9から搭載されたようで、これまでのモデルでは「いつ来るか分からない魚信」をカメラに収めるには、ずっと撮影していないといけませんでした。
ここで問題となるのが、バッテリーとSDカードの容量。
バッテリーもSDカード(32GB)も、一般的に“高画質”とされる【1080p60fps】で撮影すると、およそ1時間ほどで切れるそう。
でも釣りって1時間で終わるわけないじゃないですか。
そういう人は1回の釣行に替えバッテリーやSDカードを何個も持っていくそうですが、正直多すぎると大変。それに何個もそろえるのは経済的にも負担が大きい。
そこで、このHindSight機能を使うと、電源はつけっぱですが、フッキングしたときにぽちっとRECボタンを押せばいいだけ。
一番見どころのフッキング映像も撮れるし、メモリを無駄なく活用できるのです。
でもお高いんでしょう?→前モデル「GoPro8」と実質同額
しかし、GoPro9はその他にも前面モニターや5K対応など進化点が多く、価格は国内正規品でなんと5万円超え。
「ちょっと高すぎるなあ…」と心が折れかけましたが、公式サイトを見ると、GoProのサブスクリプションサービス(年6000円)を同時に登録すると、コミコミで43000円で購入できるとのこと。
サブスクリプションサービスは、クラウドでの動画無制限保存や、故障したときに安価で交換できるところが魅力でしたかね。
しかし、本体だけを国内で買うより安いなんて…
しかも43000円という価格は、前モデルのGoPro8の現在の価格と全く同じなのですね。いったい何を考えているんでしょうか?まったく理解できません(褒め言葉)
それでも大金であることには変わりありませんが、こんなチャンスはない。
清水寺から(ryで、深夜にポチりました(高額商品を買うときは判断機能が鈍ってないと決断できない説)。
さっそく開封
約5日ほどで、シンガポールから到着。もっと掛かるもんだと思ってたので、早くてオドロキ。
キタ―――(゚∀゚)―――― !! #GoProHERO9 pic.twitter.com/ACQZoSxvPM
— ユウ (@hoj8w) October 26, 2020
内容物はこんな感じ。
・GoPro9本体
・充電ケーブル(USB-C)
・バッテリー1つ
・説明書
・何かよくわからんマウント(使わない)
・マイクロSD(32GB)
そのほか、アマゾンにて
・ネックマウント
・保護フィルム
・防音カバー(モフモフのスポンジ)
を買いました。
防音カバー、ただのスポンジのくせに1000円近くしたので「ボラれた?」と一瞬思いましたが、これがあるのとないのとではノイズ削減で大きく違ったので…まあ仕方なし。
(りんたこチャンネルで使われているものと同じかと思います)
実際に使ってみて
実際に釣りやサイクリングで使ってみて、思ったことを。
設定はスマホでやった方がいい
GoProにはタッチスクリーンも付いているので、それだけで設定を変えることも出来ますが…
iPhoneのような滑らかな操作感とは雲泥の差です。ゴミと言っていいレベル(笑)(初代ニンテンドーDSにも負けてるんちゃうかな?)
なので専用のスマホアプリをインストールして、Bluetoothで接続してスマホでいじった方がいいですね。僕もそうしています。
スマホでの編集なら【1080p60fps】が限界?
せっかく撮影した映像はぜひとも編集した方がカッコよくなると思うのですが、パソコンはなくスマホで編集するなら、5K・4Kなど超高画質での撮影は控えた方がいいかも。iPhone11でも動きません(笑)
また、4Kは1080pのだいたい4倍くらいの容量があり、つまり同じメモリーカードだと1080pの1/4程度しか撮れないということ。
読み込みにもめちゃくちゃ時間がかかりますし、やめた方がいいと思っています(現時点では)。
高スペックなパソコンでの編集ができるなら、良いと思うんですけどね!
編集はアプリか、iPhoneなら「iMovie」で簡単に
ちなみに僕は現在1080p60fpsの、スーパービュー(超広角)で撮影しています。
手元も映って、なかなか楽しい。
いろいろ名前はあるけど、「ガシラ」が一番しっくりくる pic.twitter.com/Ic9IYwDQh3
— ユウ (@hoj8w) November 10, 2020
編集はGoProのアプリで自動的にやるか、iPhoneの写真に落として「iMovie」などアプリで自分でやるか、になります。
GoProのほうで「自動的にアップロード」を設定すると、充電時、スマホに映像のデータがクラウドに勝手に送られます。
スマホかクラウドに落としたら、SDカードからはデータを削除しちゃいましょう。
個人的には、GoProアプリの自動編集でかなりカッコイイ動画になるので、こっちでいいかなあ?などと思っています。
動画作るの結構おもろいな pic.twitter.com/CAaKzhfuSZ
— ユウ (@hoj8w) October 30, 2020
これは自分でやったやつ(切り取って貼って、フリーBGM付けただけ)。
なお、GoProとスマホを接続させると、iPhoneなら右上段のWi-Fi接続アイコン(アンテナボタン)が「4G」表記に変わるので、最初のころは
この状態でGoProから動画をスマホに落としたらめちゃくちゃパケット食うんじゃないか…?
とヒヤッとしましたが、当然そんなことはなかった(GoProのほうでWi-Fiと繋がってる)のでご安心ください。
デフォルトでは操作音が大きい
操作音、最初は大きいです(笑)周りにいる人が振り向くレベル。
これは設定で無音にもできますが、そうするとRECボタンを押しても聴覚的な反応を得られないので、「いまちゃんと撮れてる?」という不安もつきまとうなど、ジレンマが…
結局、一番小さい音という設定で落ち着いていますが、また変えるかもしれません。
HindSightは自分で設定しないとダメ(デフォルト機能ではない)
これは最初の釣行で確認したことですが、先ほど述べたイチオシ機能「HindSight」は、自分で設定しないと機能しません。
なので、最初の釣行では偶然録画していたときに魚が掛かったとき以外、フッキングシーンが撮れなかった…残念です。
スマホアプリにて、下部の「標準 1080~」と示されているボタンをタップすると、
図のような撮影設定が羅列するので、その横の“えんぴつ”ボタンを押すと、このように。
真ん中あたりの「HindSight」をタップし、
・なし
・15秒
・30秒
のうちどれかを選択したら設定完了です。
ちなみに、GoPro操作音を出しているとき、HindSightを使って撮ると、RECボタン押したときの「ピッ」ていう音が割とでかめに収音されるので、これはダサいかな…とか思ってます笑
ガシラくらいの短時間で勝負が決まる魚なら、魚を釣り上げてからRECボタン押してもいいかもしれませんね(30秒以内に決めれるなら)。
Vlogで投資額回収したい
これまでも「自分の趣味を撮影してアップしてたら、いつか趣味を収益化できるかな…?」なんて考えていましたが、GoProはそれを力強く支えてくれる気がします。
まあ、それ抜きに、感動した瞬間を映像として残せるのはすごく楽しい!
スマホのカメラとも違う、強い臨場感が映像にあるのです。
しばらくはブログのサブコンテンツとして、そしていつかはYouTubeなどにも参入できればと思っています。