5月21日に兵庫県の緊急事態宣言が解除されて、やっと大手を振ってライド出来るようになりましたね。
土日も天気がよく、なんなら暑いくらい。1カ月前は長袖じゃないと寒かったのに…
ということで、避暑を求めて?神戸の山を登ってみました。
目指すはまだ登ったことのなかった「再度山(ふたたびさん)」です。
まずは三ノ宮へ
再度山は三ノ宮の真上にある六甲山脈の山です。なのでとりあえず三ノ宮へ。
山手幹線を走り、トアロードのところで曲がって登ります。NHKの建物のところですね。
突き当りを左へ。
すると山側にこのような道が現れます。
急勾配を指す地面のマルポツ。ヒルクライム・スタートです。
ヒルクライムスタート
トンネルをくぐります。
一度暗所を通るため、初夏の眩しいほどの新緑が目に飛び込んできます。
真上にぐるぐるした陸橋が見えるとこまでは結構急勾配でしんどいです。
そのあとすぐにレストランがありますが、そこからはしばらく楽な坂が続きます。
やはり5月ということで、暑いことには暑いのですが湿気が低く風が吹くと汗が冷えて気持ちいいです。7・8月だとこうはいかない。
今日の服装はもちろんRaphaのフライウェイトジャージ。試しにインナーを着ずに直で着てみましたが、これはこれで涼しくていいですね。
ビブが少しかゆいのが難点かな。
今回手ごわかったのは坂だけじゃない。こいつ。
カーブにちょこちょこあるこいつ。おそらく滑り止めなんでしょうが、かなり分厚くて通るとデコボコして体力を奪われます。
なるべく避けて通りたいやつ。
毛虫のナチュラルトラップ
坂は基本的につづら折りなので、そこまで心を折られる心配はありません。
ただカープNo.19はえぐかった()
写真じゃなかなか伝わらないので、登ってみることをおすすめします()人間の目ってよくできてますよね~
しばらくすると下りに入ります。再度山は表六甲と違って休ませてくれるから優しいですね。
下ると「大龍寺」という寺院のかっこいい門が登場。
なんでも弘法大師空海が開いたお寺だそうです。
近くには登山道もあり、ハイカーがぞろぞろと歩いていました。
別にここに限った話じゃないんですが、尺取虫や毛虫がそこらじゅうにぶらさがってて気味が悪かったです。まあこの時期なのでしょうがないですが…
はやくチョウチョになってくれ()
雰囲気いい池はだいたい釣り禁
しばらくすると再度公園への分岐があります。
もともと寄る気はなかったんですが、大きな池があるということで休憩を兼ねて寄ることに。
修法ヶ原池という池らしいですが、すっごく雰囲気いいですね!解放感ある。
奥には外国人墓地があるようで、墓参りの帰りなのか外国人家族が何組かランチしていました。
コロナでもこういう野外の公園でのアクティビティは可能だったので、いずれはこういう公園が率先して整備される世の中になるのかもと妄想。
池のなかは生命反応むんむんで、遠目から見ても大きなニシキゴイが。
目を凝らせばブルーギルが悠然と群れで泳いでいて、おお、今度は釣りしに行こうかなと企んだのですが、、、
残念!
池に癒されたところで、先に進みます。
牧場のソフトで補給
進むと、T字路に突き当ります。
左に行くと鈴蘭台、右に行くと六甲山です。当然右に前進。
すぐに植物公園があるのですが、ここからオートバイがブンブン走るようになりました。
轢かれないか怖いレベルで。
彼ら、めちゃくちゃカーブを攻めてるんですが、いつか死にそう…なんて思いながらペダルを回すことに専念します。
T字路から4キロほどで六甲山牧場に。
植物公園~六甲山牧場のルートで登ることを西六甲というのかな?斜度もそこまできつくなくて、大変登りやすかったです。
難易度としては
東六甲>>表六甲>裏六甲>西六甲 な感じ。東六甲はまじでやばい(確信)
レストハウスが開いてたので、ソフトクリームで休憩。400円ですが、牧場の牛乳で作ったというチーズが濃厚な味わいで、疲れた体に染みわたります。
摩耶山に寄り道
このまま丁字が辻まで進むのもアリだったんですが、天気がいいのでついでに摩耶山にもチャレンジ。
ずいぶん久しぶりに登りました。頂上の掬星台からの眺めはピカイチ。
夜景はこんな感じ。
でも夜はヤンキー集団も多く治安が悪いのであまりおすすめしません。
あとは丁字が辻まで行き、表六甲をダウンヒルしてオワオワリ。
40km弱で1000m以上獲得というなかなかタフなコースですが、達成感もひとしおです。
プロテインを飲んで、何も考えずに布団で昼寝する心地よさは、実際に頑張った人にしかわかりません。