六甲山山頂へ行くには東西南北、4つのルートがあります。
その中でも最強と名高い「東六甲」(逆瀬川駅スタート)をついに登りました。
レーゼロ買ったしね。
良い天気、適温、自転車。それ以外に何を望む?
阪急今津線沿いの道をずんずん走っていきます。
阪神競馬場付近は自転車用道路があって走りやすい?かも。
めっちゃ天気良くて、ただ走るだけでも楽しい~
冬用ウェア、温かくてすんごい重宝するんですが、保温効果がすごすぎて体が温まると痒くて仕方がない!これは由々しき問題ですな。
冬なのに放熱のためジレのジッパーは開いたまま…だって痒いんだモン。
阪急逆瀬川駅に着いたら、左折して六甲山へ。
ゴルフ場を通り抜けます。
川沿いに粋な公園。兵庫って、田舎も都会も兼ね備えた稀有な県だとたびたび思うんですよね…
自転車でないとわざわざこないようなところに兵庫の魅力って詰まってると思うんで、坂は多いけど兵庫県民は自転車乗るべきだと思うんですよ。
ここまでは坂の斜度もかわいいもの。
レーシングゼロは数%程度の斜度ならば、持ち前の剛性でぐんぐん進んでくれる、めちゃくちゃ良い機材です。
数%なら、ね…
斜度計が10%を下回らないんですが…
ここからが本番みたいなもの。乗鞍の後半戦以上の、恐ろしい斜度が待ち受けてました。
芦有(ろゆう)道路は有料道路ですが、自転車は通れないみたい。つまり芦屋民は東六甲登るならわざわざ宝塚に行かないといけないわけね。
写真じゃ伝わりにくいのが悔しい(?)けど、泣きそうになるくらいの斜度がず~~~~っと続きます。こんなのスイスイ登れる人何食ってるの…
苦行やと思ってひたすらインナーローなギアをくるくる回します。
ただ、斜度がスゴイ分すごい速度で高度が上がっていくのは面白いですね!
870m付近になると斜度がいったん緩み、トンネルを通るとゴール・一軒茶屋までもうすぐ。
「涙が出るゥ…」
山頂からの景色はやはり美しかった
山頂からの景色はやはり美しい。原付で登ったこともありますが、自転車で登ったときのほうがキレイに見えるのは、疲労感が感受性を増幅させているからなのでしょうか。
今年一発目の六甲山、この天気の日に登れて良かった。
ジレのジッパーを締め、余韻に浸りつつ凍えながら帰ったのでした。