Netflixに『ゴールデンカムイ』があった。
去年に映画館で観たばかりなのに。最近の映画はサブスクに下ってくるのが早い、、
ゴールデンカムイは、冒頭の旅順要塞の戦闘シーンが好き。
戦争映画が好きで、特にボルトアクションライフルが好きなもんで。
日露戦争の映画はほとんどないよなあ。『203高地』以来の映画化じゃないか?
『坂の上の雲』もあったな。
戦場となった203高地はじめ、旅順要塞をなんであそこまで苦労かけて獲得したのか、あまり知らない人のほうが多いんじゃないだろうか?
結論としては、要塞(山を削ってできたもの)の先にあるロシアの戦艦に大砲を撃ちたいが、詳しい位置関係を見る必要があるため。
そうなんですよ。戦艦の位置という情報を得るために、1万を超える兵を犠牲にした。
これはすごいことだ。いまならスマホがあれば、GoogleMapで誰でもわかる。
しかし、そのころは飛行機もまだなく、「上から見る」のは鳥の特権だった時代。
人命を引き換えに得るべき時代だった。
情報の価値。
仕事柄、データを扱う事が多くって、まさにビッグデータの前線で毎日戦っている。
仕事としては意外と地味なことが多くて、世の中の華やかなイメージとはかけ離れているけど、いまの企業活動で生まれるデータの多さよ。まともにやっていると、手に負えない。
情報それぞれの価値は落ちていっている。
大量の情報を自分の中で消化して、知識、そしてインテリジェンスにすることが必要だ。
釣りにおいて。
機械学習をやっている人なら、特徴量、説明変数という言葉ならピンとくるだろうか。
例えば目的変数が「魚が釣れた」なら、その結果をもたらす説明変数は膨大にある。
釣りの難しい点は、その変数の多くが、自分だけでコントロールできない自然によってもたらされることだろうか。天気、風、潮…
その中でも正確な情報を得て、良い意思決定に近づけるには、自分の中でコントロールできるところをなるたけ正確にするしかない。
タックル、使うルアー、ラインといった道具や、キャスト・リトリーブなどの釣技。
また科学実験のように、変化によるインパクトを正確に知るために、変更箇所はなるべく限定的にするなど。
ルアーを変えるにしても、形・色・フックサイズなどなど複数あり。一つずつ変えて、変化を見る。
そうすると荷物が厳選されてきた。
最近ライトゲーム行くときはだいたいこの3つ。
ワームケース、プラグケースはメイホーの薄型のもの。
(全部はできてないけど)派手・地味・クリアの3色でそれぞれ構成。
ワームは多分分けたほうがいいけど色移りはしてないので今のところこの運用で。
JHとスナップは、メイホーの8連ケース。200円以下でこれは便利すぎ。
基本的に月下美人のタングステンで0.5~2.0gで揃えている。
カラーローテは、体感しないと必要性が分からないと思う。実際、昔はそんなに必要ないんじゃないかと思ってたし。いらないっていうテスターも居るし。
これは船上で1人だけのとき、カラーローテによるアジのテンションの差を思い知らされて分かったこと。
なので新しい種類のワームなりルアーなりを買うときは、一瞬は高いけどもなるべく3色同時に買うようにしてる。となるとあまり種類を買えなくなるので荷物が洗練される。
釣りは分解すると超複雑。その中でも自分の中でコントロールできる部分をSolidにすることで、得られる情報の価値は上がる。