久しぶりにリールを買いました。
19ヴァンキッシュ!
求めたのは軽さとデザイン
これまでメインで使っていたのはダイワの18カルディアLT2500S。
もともとはライトショアジギング用に買ったものの、LT化された2500番では少し小さいということに気づかず買ってしまう痛恨のミスを犯してしまった。しかもジグを数十m飛ばす釣りなのに、ノーマルギアなので回収が大変。
せっかく買ったものの出番がなかった不遇のカルディアくんでしたが、ライトゲーム用に使ってみたところこれが意外とハマる。
LTとはいえ2500番という少し大ぶりなサイズのおかげで、ライトゲームの対象魚の中では比較的大物がフックアップしたとしてもなんとか勝つことができたり。自重も185gと軽いので違和感もなかった。
ただ、贅沢な不満が2つ浮上しました。
- リールフットがシルバーなので、現在のメインロッドである月下美人MX MBの真っ黒なリールシートに合わない気がする→黒いリールがほしい
- 同じく、メインロッドである月下美人MX MBが60g台と結構軽いので、ここに超軽なリールを合わせたらどうなるのか興味が湧いた
この不満を解消してくれるリールフットが黒くて、超軽いヤツ。
…もう彼しかいません。ヴァンキッシュ!
悩む番手
番手に関しては1ヶ月悩みました。
ヴァンキッシュはシマノのセカンドフラッグシップなだけあって、番手数がかなり多い。
1000SSSPGは、管釣りやアジング専門機でちょっと尖りすぎてるからナシとして、C2000S・C2000SSS・C2000SHG・C2500SHG・C2500SXGの5機種から選ぶことに。いや、改めて書き出すと多いな…
シマノのリール設計は面白くて、ここに書き出した1000〜C2500番には共通のボディが使われています。ここにハンドル長・糸巻き量などで調整を加えるというやり方。
なので、スプールの使い回しができちゃうんですね。
僕の釣りとしては、ライトゲームがもちろんメインだけど、大型が釣れるなら釣りたいというのがモットー。
あとは、1台でなんでもこなせる万能優等生がほしい。フルスタックエンジニアならぬ、フルスタックスピニングリール。
いつか長期間旅(国内・海外)をしつつ、釣り行脚をするのが夢ですが、何本も持ってタックルを持っていけるわけではないし、なんなら1本だけかもしれない。その日のために、最高のモバイルタックルと出会いたいのですな。
選ばれたのは、ヴァンキッシュC2500SXG。155gという超軽量で、月下美人と合わせると67+155=222g(ゾロ目)。入門リール1台分の重量にタックル全体重量が迫る時代になってきましたね。
さらには1巻86cmというエクストラハイギア。バイト後急反転して根に潜る大型ガシラに対する、大きな武器となりそう。そしてさすがヴァンキッシュ、重いギアにもかかわらずサラサラした良い巻き心地を実現しています。
早く実戦投入したい…
下糸の計測方法
さて、リールを買ったあとはもちろん糸巻きが必要ですが、買ったラインの太さ、長さとリールの糸巻き量がマッチすることはあまりないですよね。
そしてリールの持っている飛ばし性能を最大限発揮するには、ラインキャパのギリギリに持っていくことが大事です。
巻き量が少ないとライン放出時にラインがスプールエッジと当たりすぎて、それが抵抗になって飛ばない。
巻き量が多すぎても、バラバラとラインが暴れてしまってトラブルが多発する。
そこでメインラインを巻く前に、キャパ調整用の下糸(なんでもいい。不要なナイロンライン)を巻く必要が出てきます。
これの計算で便利なサイトが合ったのでご紹介したく。
ヴァンキッシュC2500SXGのスプールキャパは、PEライン0.6号が200mとなっています。
で、巻くのはPEライン0.4号・150m。
家に余っていたフロロ2号を下糸に使うとして、データを記入していきます。
すると、フロロ2号を31m巻けばいい感じになる事がわかりました。
で、ヴァンキッシュC2500SXGのハンドル1回転あたりの巻取り量は86cmでしたよね。
31mは3100cmなので、3100÷86=36回転すればいいと分かります。
そのとおりに巻くと、ドンピシャでした!かんたんな数学なので、自分で計算しても面白いですね。
余談ですが、ヴァンキッシュのスプールには糸巻きコブを収める引っ込みなどなく、つるつるでした。ダイワには基本ありますが、なにか理由があったりするんでしょうか?
以上です!