念願の「Call of Duty World At War」を購入し、プレイすることができました!
まさかPS3のゲームを2021年も末に買うことになるとは…
World At Warの名の通り、このゲームは第二次世界大戦を舞台としたゲームです。というか、CoDはそもそも序盤は第二次世界大戦ものばかりでしたよね。
大きく
・日米戦(マキン→ペリリュー島→沖縄)
・独ソ戦(スターリングラード→ゼーロウ→ベルリン)
に分けられており、それぞれ、一度は押されていた連合国が、枢軸国に反撃する、という流れを取っています。
そして、このゲームが「復讐」をテーマにしていることもあり、その内容はかなり過激。
ゴア表現と呼ばれるグラフィックは、現在では規制されゲーム内で表現できないレベルのものが使われています(爆風で体の一部がもげるなど)。
登場人物のセリフにも、言葉では表せないほどの憎悪が込められています。
そしてバックミュージックが素晴らしいの一言…!
最高に高まる音楽と相まって、まるでその場で自分が、実際に逃げ惑う敵を倒していくような臨場感を味わうことができます。
このゲームの発売は2008年。僕はまだ小学生でしたが、軍事モノに興味が出始めたお年頃でした。
しかし、ウチはゲーム禁止だったし、子供がこんなグロいゲームをするのなんて夢のまた夢でした。加えて、このゲームは日本で発売されていない(沖縄戦など、センシティブな話題に事欠かないので)と聞き、諦めていました。
ていうか、このころはPS3の海外版ディスクを買っても国内版ハードだとプレイできないとか、デマがまかり通っていました。ある意味、おおらかなネットの時代でしたね…
時は経ち、ゲームも余裕で買えるようになったところ、ふとYoutubeを見ているとWAWの実況が目に飛び込んできました。
今年発売されたVangardではなく、あえていまWAWを買うのも、夢が叶って面白いんじゃないか?
アマゾンで即ポチでした。
結果、超面白かった。
思っている期間が長いほど、喜びもひとしおというものですね。
最後、主人公がベルリンの国会議事堂にソビエトの国旗を指すシーンを見た時は、感動で涙が出ました…
はっきり言って、画質はそんなに良くないし、ゲーム内のモーションもどこかぎこちなさを感じます。
でも、第二次世界大戦もののゲームには、このPS3くらいの画質が不思議と合うような…
第二次世界大戦ものの映画って、そのときの記録映像がモノクロ・超低画質なのに合わせて、映像としての彩度を敢えて抑えている、という話を聞いたことがあります。
『硫黄島の手紙』とかは、特にその傾向がある。逆に『野火』は、珍しく鮮やかな映像を使っていた。
それもあって、CoD VangardやBF5は少し鮮明すぎるというか、見えすぎているというか…
今年発売されたCoD Vangard、久しぶりにソビエトが登場するということで食指が動いたのですが、キャンペーンを見ると、やはり数人の特殊部隊グループが、ほぼ死なずに敵をなぎ倒していくチートっぷり。まるでアベンジャーズでした
違う、そうじゃないんだ。最初からCoDは戦争の疑似体験として、数ある兵士の1人になることをコンセプトとしていたのではないか。
最近はステルス行動のキャンペーンも増えてしまっていたが、ユーザーが本当に求めているのは、敵を倒しながらじりじりと進んでいく、大規模な攻勢なのではないか…
しかし、そんなCoDはここしばらく出てきていない。
そういう意味で、CoD WAWは、唯一無二の存在として今もなお高い人気を誇っているのではないかと思うのです。