ふとLINEをしていると、他人の「ひとこと」欄に
LINEのトーク消えました💦
と書いている人がいた。
これが僕はよく分からなかった。
LINEというのは、なかなかどうして使いにくいサービスだな、と常々思う。
まず、メッセージを編集できない。一度送ったメッセージを消すことができるようになったのはつい最近で、僕が高校生のとき(当時はスマホを持っていなかったのでiPodでやっていたと記憶)はミスしたら終わりだった。メールじゃあるまいし。
ちなみにslackはメッセージを編集できる。
次に、メッセージへのリアクション方法が好きじゃない。メッセージを送るか、スタンプを押すか。たまに会話を終わらそうと僕がスタンプを押したら向こうからまた返ってくることがあり、少しイラっとすることもある。向こうからしたら、僕が送ったスタンプに反応を示さなければ、自分が無視したようなかたちになってイヤだ、ということからのしゃあなしスタンプ、なのかもしれないが…
こういうのは電話でよくある、どちらが通話を切るか問題に似ている気がする。まったく生産性がない。
ちなみにslackはメッセージに絵文字程度のリアクションを送ることができるのでやりやすいったら。というか、体感としてはslackを日常的に使う人はサバサバしているというか、情緒よりも機能性重視な面がある気がする。性に合う。
こういった仕様にしているのは、LINEはやはりどちらかというとごくプライベートなコミュニケーションを目的とした、情緒的なアプリなのかもしれない。
コミュニケーションをとるほか、友人や彼氏彼女とおこなったチャットの跡を、ふとんの中で寝る前に見返してニンマリする、こういうのも機能のひとつなのかもしれない。
そして不意な故障などでデータが消え、トークが見れなくなってしまったとしたら、友人・彼氏彼女などお互いに価値を見出していたとしたら、「LINEのトーク消えました💦」と一報入れるのも筋と言えるかもしれない、と書いているうちに感じた。
また、友人に話題のことを聞いてみたところ、
その間にLINEをこちらにしてたら見れてない可能性ありますわ、ぐらい
過去に伝えていたことやリンクを参照しないといけないことはできないかもっていう言い訳になる
という回答。妙に納得した。
ちなみにこれに関連して。
ダイアモンドオンラインの、厚切りジェイソンへのインタビュー記事を思い出した。「Why Japanese people?」の彼である。
アメリカ人の彼がLINEを使っていることにも驚きだが(世界でもっとも使われているチャットアプリは「What’s up?」だっけ)、彼のLINEの使い方はまさに「ToDoリスト」。やるべきことを一緒にする仲間とのやり取りは、完了したらすぐに消すそうだ。これは一度真似してみたい。
久しぶりにブログを書いたら、なんだかとりとめもない文章になった。
やはりバットは毎日振らなければ、甲子園には行けないか。