最近ふと「家政婦のミタ」を観返しては感動しています。
マスゲン→反町隆史→松嶋菜々子→家政婦のミタ
きっかけはYouTubeでマスゲン釣りチャンネルを見ていたとき。
彼は尊大な発言をすることが多く、どこかの動画で「琵琶湖と言ったら、俺か反町隆史」的なことを言ってたのですね。
反町隆史といえば、バス釣りが大好きな俳優。
そういえば少し前に、嫁さんと娘の運動会かなにかに出て目立ってたと話題になっていたな…と調べると。
その嫁さんは松嶋菜々子でした。
で、その松嶋菜々子といえば、9年前にめちゃくちゃ流行ったドラマ『家政婦のミタ』の主演を務めた女優です。
冷徹・忠実な反応が自己を見直すきっかけに
『家政婦のミタ』は、タイトル通り家政婦の三田灯(みたあかり)が、問題を抱えた家庭「阿須田」家を、仕事を通じて更生させていくという物語。
無口・無感情と、一般的な家政婦のイメージとはかけ離れていますが、料理・掃除など仕事はどれを取っても一級品。阿須田家の隣に住んでいる皆川のうるさいおばさんと対照的で面白いですね。
頼まれたことは“何でも”やってしまう三田さん。それをいいことに皆「殺してくれ」「誘拐してくれ」「いじめてくる人を殺してくれ」「いっそ自分を殺してくれ」と無茶を依頼しますが、それを忠実にこなそうとする三田さんを見て自省する者がほとんど。
自分だけでは実現できない未来を、三田さんを使って実現させても、それは本当に自分が望んだものではないと反省させられるのですね。
そして、無口・無感情で完璧に仕事をこなす三田さんのありさまは、まるでアンドロイド。
松嶋菜々子の左右対称な美顔が、より人工物のアンドロイド感を醸し出しています。
これについては僕の推しである「広末涼子」「高山沙織」を見たときと同じ印象。美人はアンドロイドなのだ。
髪を変えましたー。https://t.co/fCeCZYpb2L pic.twitter.com/Wd0SVAZtmB
— アンドロイドのお姉さん SAORI (@saotvos) August 18, 2020
家政婦の相場
三田さんをレンタルするのは、家政婦案内所でのシーンを見ると1時間あたり2000円が相場のもよう(利用時間が下がるほど逓減)。
「三田さんを雇うにはいくらかかるの?」
「最短で2時間4000円。紹介手数料が520円なので、合計で4520円です。」(第四話・遊園地でのシーンより)
阿須田家はほぼ毎日(週1休み?)、朝7時~20時までの時間で契約していたので、月々だと40~50万円ほど掛かる計算。
大手住宅会社の課長とはいえ、かなりの負担になっていたでしょうな…
とはいえ、プロの時給は7000円が相場(例:美容師さんは30分のカットで4000円くらい)なので、これは結構安いと言えるのでは。
気になったので、家政婦の相場をチェック。
「ベアーズ」という有名な家政婦紹介サービスを見ると、3時間コースで約1万円。1時間3000円だったため、三田さんのところはかなり安い方みたいですね。
生産性を高めたい人が増えるにあたって家政婦の需要が上がる?
そういえば、家政婦というか、家事代行サービスについてはマコなり社長の動画で見たことがありました。
動画では「Cazy」という家事代行サービスが紹介されており、彼は1回3.5時間・9500円のコースを月2回頼み、お風呂・洗面台・玄関廊下・トイレ・キッチン・寝室・リビングとすべての掃除から解放されているそう。
年収300万円以上くらいからは使った方がいいと思います。
確かに月1~2万円で掃除の時間を別のことに使え、プロの掃除を受けれるなら安い…?
やはり「安い」と思えるようになるには、自分の時給を家政婦の時給以上に高めていく必要がありそうですね。
共働き世帯が多くなった現代。
家電が進化し家事の負担が減ったとはいえ、完全にやらなくていいというところまではまだ来ていません。
(もし家族がいたとしたらですが)家事のやるやらないで夫婦・家族喧嘩にでもなって、ストレスを溜めたら逆に厄介ですし、いっそ家政婦に頼んだ方がいいかもしれませんね。
そう思う人が増えるのなら、昔は富裕層だけのものでだった家政婦という市場もユーザーが増えてまた熱を戻すのかも。投機ですね。
しかし、そうすると仕事を失った主婦や妻たちが自信を失ったり、「他人を家に入れたくない」とか反対するのか?
そこらへんは実際に結婚してみないとわからないところです。
そのほか、嫁に家事もやってほしいと打算して結婚した男たちが「結局家政婦に頼むんかい」と、結婚した意味自体に疑問を感じることもあるかもしれませんが…
これについてはあまり議論しない方がいいのかもしれません(笑)
怒られそうなので。誰に?