ユウのよしなしごと|アウトドアブログ

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本気になれない現代人【ゆるポタがもてはやされる時代】

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周りに「本気で」生きている人が少ないなと常々感じています。

なにかと「ゆるい」がもてはやされる時代

自転車ならゆっくりまったり走る「ゆるポタ(ゆるゆるポタリングの略?)」が人気ですし、釣りなら「ちょい投げ」が依然人気です。

就活であれば、「ワークライフバランスがとれる会社」が現代の学生から支持を得ている、みたいな。飲み屋なら「ちょい飲み」が流行ってる、みたいな。ちょっと違うか?

 

もちろん僕もこれらで楽しむことも大いにあるため一概に否定するのもおかしな話なのですが、その風潮が却ってマイナスの影響を与えているのではないかと思うのです。

サークル運営での痛い経験をもとに

かつて、僕はとある自転車サークルの会長を務めていました。

大学では同種の団体が数個あり、うちのサークルは最も“ゆるい”雰囲気のもの。毎週の練習も、強制参加のイベントも飲み会もありません。

ある意味、個々人の自主性によって成り立っていました。

 

春。多くの団体が勧誘のため必死になる時期ですが、うちのサークルも例に漏れず。

そこで僕が2年生だったか、ある友人が勧誘のためのサークル紹介パワーポイントを作成してくれたのを覚えています。

それはうちのサークルの「ゆるさ」に訴求するかたちのパワポで、「忙しい学部でも行事に参加できる」「ほかに入りたいサークルがあっても兼部できる」など、思いつく限りの参入ハードルを取り除く意味では大いに活躍してくれました。

その年に入った新入部員はたしか10数名。例年は1ケタ後半ほど入ればいいと言われていたので、大戦果を上げたと言えましょう。

 

しかし、その1年後、残ったのはたったの1人だけでした。

確かにゆるさ、つまり負担の軽さを訴求してとりあえず入らせることには成功しましたが、度が過ぎた負担の軽さは、やる気や所属する意義を失ってしまうことに繋がる。そこを見落としていたのです。

 

また、新入部員のほとんどが未経験者で、そのことを踏まえたフォローが圧倒的に足りなかった。自転車趣味は走るための体力だけでなく、パンク修理などのトラブル対応能力、必要機材を買う財力などいろいろなパワーが必要な、正直言って「骨の折れる」趣味です(釣りだってそう)。

そういったことを充分に教えないままとりあえず「楽しいから」「ゆるいから」とサークルに入れ、その後のフォローを怠っていたのではないか。

こんなことを後から考え、かなり後悔しました。いなくなって当然だと。

 

それと同時に、ある程度新入部員自身がやる気を持ってくれないと、入れるだけムダなのではないかなとも考えました。

就活でもよく「ES不要!」「1次面接即ご案内!」みたいなメールが、名も知らない企業から大量に届きました。

確かに本当に切羽詰まった状況ならそれに応じたかもしれませんが、楽な選考を通過して内定が出た企業に愛社精神が湧くのかははなはだ疑問です。

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画像出展:森永製菓


総じて、趣味も仕事も、どこか本気でやらないと続かないと思うのです。なのになぜ、易きに流れてしまうのか?

今回言いたいこと

今回言いたいのは、現代人は本気になることから無意識的に逃げるようになってしまったのではないか、ということ。本気で取り組んで失敗して、傷付くことを恐れているのです(あくまで、これは自戒を込めて。怖いものは怖いのです)。

現代はネットのおかげでさまざまな情報に瞬時に触れることができ、昔と比べて同じ時間を使うにしてもより多くのことができるようになりました。できることが多すぎるレベルで。

 

なんでもやれば出来る環境があるぶん、人はやろうとしなくなるのかもしれません。

戦前はあんなに渇望された選挙権が、戦後全国民に与えられると選挙に行かない人が出てきたみたいに。恵まれ過ぎた環境はやる気を削ぐ気がします。

なので、うわべの楽しい部分だけ楽しむようになる。分かった気になって満足する。本気でやるとめんどくさいし、疲れるし、怖いから。しかも本気でやると、周りから笑われるかもしれないし、何より自分の弱さを知ることになるかもしれないから。

「ゆるい」でいいや、と。

本気で取り組まなければ、あとで言い訳ができる。

「本気を出していたら」「やる気になっていたら」

 

ただ、これはチャンスでもある。周りの人々がそのレベルで満足してくれていたら、ちょっと本気を出すだけで集団から抜きん出ることが可能になる。

もっと本気を出せば、常人が絶対にたどり着けない世界まで行くことができる。多くの仕事がAIやロボットに奪われる未来において、代替不可能な存在になることが生き残るために不可欠だと思います。

医療用ロボットが「ブラックジャック」に勝てない、みたいに。

 

たぶん自身のタレント性や独創性を信じて磨き続けている人たちの集まりが、いまのYouTube界なのだと思う。だからYouTubeは面白い。

 

 

なんでもかんでも「ゆる」「ちょい」が頭に付く現代。

しかし、たまには本気を出してみてもメリットがあるのではないか、と思うのです。

 

 

いま僕が本気で取り組んでいることはライティングのアルバイト。

適切な語彙を使いこなし、読みやすい文章に出来るだけ短時間で仕上げられるよう、インプットとアウトプットを繰り返す。ブログもその一環です。

 

夢は午前中仕事して、午後には自転車や釣りをする悠々自適な暮らし。

その生活を実現するためにも、効率的にお金を稼げるようなスキルを身に付けたいのです。