気がつけば季節は夏に移り、本格的な釣りシーズンにINしました。
夏の釣りものは本当に多彩で、投げ釣りでキス、サビキでアジ、ルアーでチヌ…暑さに耐えれるならずっと釣りしていたいくらい。
その中でも、今までやってこなかったショアジギングを学生のうちにやっておこうと、タックルを揃えてみました。
買ったものは以下の通り。
・ダイワ クロスビートSW836TML
・ダイワ カルディアLT2500S
・デュエル Super X-wire 8 (0.8号)
・アズーロ フロロショックリーダー 16LB
・スナップ
・フィッシュグリップ
・メタルマル(19g)
・よくわからんスピンテールジグ(20g)
買う前に「何がしたいか」を分析
まず釣り具を買う前に、自分がどんな釣りをしたいか、どういう条件を満たさないといけないかについて分析します。
まず僕はショアジギングとかタチウオのワインドとか、あわよくばエギングでイカを釣りたい、という欲がありました。
それら3つの釣りの共通解としてエギングタックルが考えられたので、それを買えばいいじゃんと思ったのですが…
僕はバイクや電車で釣りに行くことが多いので、コンパクトになるロッド(パックロッドorテレスコロッド)がいいなという条件がありました。
そうなると意外と選択肢が減ってくるのですね。最終的にアブガルシアのクロスフィールド(パックロッド)か、今年発売されたダイワのクロスビートSW(テレスコロッド)の2つに絞りました。
ブラックゴールドなクロスフィールドにするなら、合わせるリールはダイワの「19バリスティック」か「17セオリー」かなと思いますが、リールが結構高い(笑)
また、YouTubeで見かけた「テレスコロッドクラフト」の「Shinobi 70S」がかなり良さげだったのですが…
コロナの影響で販売のめどが立っていないらしく、どうしても今夏に間に合わせたかったので今回は断念しました。
大手メーカーもコンパクトロッドにはあまり力を入れてない(高価格帯の商品はほとんどない)なか、これはガイド設計だけを見てもかなりの完成度だと思います。
販売されたらぜひ買いたい一品です!
クロスビートSW×カルディアLTに決定
結局、新しい釣り具を使ってみたい、ダイワで揃えたいということで選ばれたのはクロスビートSW(836TML)。久しぶりのテレスコロッドにわくわく。
となると、リールはダイワの18カルディアLT一択でした。
今となっては2年前のモデルですがかなり評判がよく、カラー的にもクロスビートのシルバーとマッチしてて、トータルコーディネートとしてイイ感じ。
カルディアLTは物によって当たりはずれがあるとAmazonのレビューで見かけたので、まあAmazonのほうが安いのは承知ですが釣具屋さんで買いました。
実際に触ってから買った方が満足度や納得感は高いですからね。
ロッドが8.3fという長さなので、リール番手は2500番浅溝か3000番かなと思って店員さんに質問すると、タチウオやエギングなら2500番で十分とのこと。ツバスやサバにもこのクラスで大丈夫だそうですので、2500番に。
ギア比はノーマルをおすすめされました。僕はハイギアを勧められるかと思ったので拍子抜け。
ハイギアだとルアーが早く動き過ぎて釣果が下がるそうです。それは知らなかった。
ということで、この2つを購入。
合わせてみるとこんな感じ。
狙い通り、シルバーがマッチしててとてもいい感じです!
ラインはPEの0.8号、ショックリーダーはフロロの16LB。
ルアーはとりあえずスピンテール系を2つ。前から使ってみたかったブリーデンの「メタルマル」も買ってみました。1個1000円、高いですね( ;∀;)
神戸空港で実釣
朝3時半に起き、バイクで神戸空港へ。ナブラの可能性がある朝まずめを狙います。
しかし平日なのに4時半ごろ現場に着くと超満員!多くの人がサビキやショアジギングをしていて、竿を出せる場所がありませんでした…おそらく前日深夜からずっとやっているのでしょう。
運よく人が帰ったところに入れさせてもらいスタートフィッシング。まずは20gのノーブランド品スピンテールジグで。
クロスビートSW836TMLは表記の通りパワーがミディアムライトクラスで、適合ルアーウェイトは5~28グラム。しかしテレスコロッドの使用上すこしだるい感があり、感覚では引き抵抗の強いルアーだと15gくらいがマッチするのではないかな、と思います。
朝5時ごろ日の出で、本格的に明るみだすと水面がざわつき始めました。ナブラです!
しかし結構遠方で発生していて、当日のタックルでは届きませんでした( ゚Д゚)残念…
諦めかけていた6時ごろ、ボトム付近をジャークさせていると魚信。アワセると小さいツバスが釣れました。
おはようブリ pic.twitter.com/X3CKln2RpU
— ユウ (@hoj8w) June 22, 2020
これは10gくらいのメタルジグで。いまのベイトは何でしょう?イワシ?小アジ?
1匹釣って満足したので終了。
帰って刺身にして食べましたが、ちょっと苦かったです💦
うはw pic.twitter.com/shp1FvA8ah
— ユウ (@hoj8w) June 23, 2020
テレスコロッドは全然使える
実は以前もダイワのクロスビートを使っていましたが、前作のそれはなかなかに使い辛いものでした。
(今も売ってるんですね)
これの「603TLFS」というモデルで、確かカサゴのルアーフィッシングのために買ったと思うのですが、リールシートがダサいし、テレスコロッドなのに仕舞寸法が大きくてスマートじゃないし、まあいろいろと不満がありました。釣果自体は全然出せるんですが…
今作クロスビートの一番の違いはファーストブランクスにガイドを付けず、仕舞寸法を極力小さくしたこと(836TMLの場合52㎝)。これによってリュックに刺しても目立ちません。
またこれによってファーストガイドとリールの間隔が適度に空き、飛距離向上にも貢献しているかなあと思います。普通に飛ぶので!
もちろん、ロッドの重量がそこそこある(155g)ので、ややもっさりしたアクションになるのは仕方がないのかなあと思います。最新のエギングロッドだと同じ長さでも90gを切ってたりするのはざらにあるみたいなので…
まあそこは腕力を鍛えてカバーするしかないかも(笑)あとはシャクるときに脇に挟んでやるとか。ペンシルベイトのドッグウォークみたいな細かいアクションは難しいですが…
僕のようにバイクや電車を使った釣行が多い場合や、部屋のスペースを取らずに置けて性能の高いロッドが欲しい場合、いまならクロスビートSWシリーズ一択かも。
これからも使っていこうと思います!