ユウのよしなしごと

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兵庫尼崎発のオーダーフレームブランド「HGSBT」とは?

自分では直し切らない変速の不調があったので、いつもお世話になっている芦屋のサイクルショップLEFTへ行きました。

 

結局、理由はクイックリリースの締め付けが甘かったことと、ワイヤーボルトの締め付けが緩かったこと。

 

それを修正してもらうと、今までよりショックが少なく、なめらかに変速するようになりました!

工賃は550円と牛丼1杯くらい。それでストレスがなくなるなら安いものなのでおススメです。

 

作業中、フレームの素材の話題で店長と話していると、尼崎のオーダーフレームブランド「HGSBT」を紹介してもらい、その実車を見ることが出来ました。

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クロモリのラグドフレームで、フォークはストレート。これはかなりキビキビ走りそうです。

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2019年創業のようです

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個人的に気になったのはシートステー。

ツブシ加工がしてあって、おそらく快適性の向上のためなのでしょうが。実走でどれほど効果があるのか気になります。

HGSBTとは?

兵庫県のクロモリフレーム工房といえば三田のTADAなどが有名ですが、このブランドはまだあまり知られていないと思います。

この「HGSBT」ですが、いったいどういう意味なのかというと、

由来はビルダー東畠(HIGASHIBATA)から取りました。

 なるほど…(笑)

 

大阪のクロモリフレーム工房である「ナカガワ」でフレーム製作をしていたらしく、そのノウハウが受け継がれているのだとか。

また、ビルダーさん自身がレーサーということもあり、ミリ単位でのオーダーが可能などこだわりの強さを感じます。

確かに昔のクロモリフレームはライダーの体に合わせていろいろ変えれたそうですからね。同じ身長でも腕や脚の長さは違うわけで。

 

 

現在3モデルをラインナップしているそうです。

①RACER(フルカスタムモデル)¥255,000+TAX~

フラグシップモデル。オーバーサイズチューブが採択され、クロモリとはいえかなり力強いフレームになってます。

写真を見た感じフォークも太いです。

フルカスタムモデルでは、各サイズやジオメトリーを細かく調整できるそう。

②KEY POINT(フルカスタムモデル)¥215,000+TAX~

中間に位置するモデルで、レースやロングライドなど幅広く使えるそう(おそらくLEFTで見たモデルはこちらになると思います)。

③APPROACH(ストックサイズモデル)¥195,000+TAX~

最もお求めやすい価格のモデル。いわゆる「在庫品」ですが、フレーム性能はKEY POINTと同じなので、ドンピシャのサイズがあればお得に買えそうです。

面白いのは、①②のフルカスタムモデルではロードやシクロクロスに加え、ピストやミニベロなどいろいろな形のバイクをオーダーできるところです。

個人的に気になる注意点は

表示価格はメインフレーム+フォーク(カーボンフォーク要相談)

塗装1色込:2色目以降追加料金発生

ヘッドセットは付属しません

 納期2〜3ヶ月(状況​により変動します)

 オーダーフレーム工房ではフォークは別値段だったりするところが多いので、込みでやっているのは高ポイント。

納期もかなり早い方だと思います。TADAのほうは神楽坂つむり効果で納期1年とかなってると聞きますので…

 また、オーダーフレームなので塗装ももちろんできるそう。この濃いパープル、めちゃくちゃカッコ可愛いやつですわ。。。上手くブランディングできれば女子ライダーにもよく選ばれそうなカラーだと思います。

 

月刊誌のサイクルスポーツ7月号にも掲載されていました。

こちらで掲載されたモデルバイクは白ベースにパープルのブランドロゴが差し色的に加えられており、こちらもエレガンスな雰囲気があって良きです。

 

 

僕も今使ってるスコットがかなり気に入ってて、フレームとしての寿命を迎えるまで使ってやろうと考えていますが、次こそはクロモリフレームに乗ろうと思っています。個人的に、このブランドはかなりアリだと思います!

 

試乗もできるそうなので、気になった方はサイクルショップLEFTか工房を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

​または、E-mail :​ nobu_higashibata@icloud.com  までご連絡お願い致します。