1日目はこちら。
準備万端、さあ頂へ。
乗鞍エコーラインをひた走ります。
あの軽量手組ホイールもこの乗鞍のために組んだようなもんです。 その真価を発揮するには申し分ない環境!
そしてウェアも新調しました。
上がRaphaクラシックフライウェイトジャージ
下がRaphaクラシックフライウェイトビブショーツ(長!)
これまでのウェアと比べ物にならないほど体に密着し、そして薄く軽いです。
財布も軽くなりました…
薄さは速乾性に繋がり、ウェアはサラサラな状態をキープします。 感動!
乗鞍観光センターから頂上の畳平は2つの休憩地点によって3つのセクションに分かれています。
まず観光センターから最初の休憩地点、三本滝レストハウスまで。
思ったよりも緩やかな傾斜で拍子抜けでした。
道も整備されていてとても綺麗。
つよそうなヒルクライマーたちが猛スピードで下ってきます。彼らはたぶんリピートクライムするんでしょう。
おそロシア。
曇っていたので涼しいです。
難なく三本滝レストハウスクリアです。
ここで少し休憩。
ここ三本滝レストハウスからは「マイカー規制」なるものが発動します。
自家用車はここから上は行けません。走れるのは観光バス、タクシー、そして自転車だけです。
これによりグンと走りやすくなります。マイカー規制万歳‼︎
fps視点。
今回の装備の紹介。
オルトリーブのサドルバッグ、ダウンチューブ下のボトルケージ(輪行袋)といつもの装備。
今回着替えの他に、高地のため防寒具を兼ねたレインジャケット(ゴアテックス)を持参しました。やはり頂上は3000m級ともなると凍えます。かなり嵩張って、パッキングには苦労しました…
三本滝からは少し道が悪くなり、目に見えて傾斜がキツくなりはじめました。ここからが本番!
途中の沢からは硫黄の香りがします。
貧脚を殺すつづら折り。 六甲山っぽい!
第2休憩ポイント・位ヶ原山荘へ。頂上へ続く舗装路がもう見えています。
ここも泊まれるらしいです。
とても静かで落ち着いた雰囲気。
この山荘名物のお汁粉。
温かさと甘さが体に沁みる…
ここの時点で既に2300mを超えています。酸素も薄くなり、体は予想以上に疲弊していました。
しかしここからが絶景のオンパレード。
森林限界です。高木が視界から姿を消します。
それによって雄大なアルプスたちが姿を現します。
もう、タイムとか速度とか、どうでもいいですよね。
写真のせいで前に進めない〜
登れば登るほど開ける視界。脳汁ドバドバだったでしょう。
そして、ついに。
頂上、着いた〜…
高校生のときにここに行きたいと思って数年、やっと叶いました。
長野側も。
やはり、自転車乗りにとってここは特別な場所です。
せっかくなので登山もやりました。
ここ乗鞍は山頂までバスで行けて、いろんな岳が周囲にあるので登山客はいっぺんに色んな山を登れて良いですね。自転車で来たけど。
雲海に圧倒される。
メンバーの自転車とパシャリ。
大きな池があります。とても神秘的。
今夜は銀嶺荘にお世話になります。
「18時までに登ってきてくださいね」と言われましたが、なるほどゲートが閉まるんですね。
それ以降は下界から畳平へは進入できないというわけであります。
山荘のご飯がスゴイ!と前評判を受けてましたが本当に凄かった。
まさか飛騨牛を頂上で食べられるなんて。
コメも水がいいからか、とても美味しかったです(おかわり自由)。野菜も美味しい。
しかもここ、お風呂に入れます。 山頂なのに!
疲れた体を癒し、あったまると、抗えないほどの眠気が…
このとき20時くらいでしたが、もう意識は夢の中でした。
つづく。